東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の近く、駅で言うとJR総務線の千駄ヶ谷駅
から歩いて5分の場所に鳩森(はとのもり)八幡神社があります。
(都内最古の富士塚)
この鳩森八幡神社には昔の風習の名残が見られます。「富士塚」です。
江戸時代は富士山信仰が盛んでした。
しかし、誰もが富士山に登れたわけではありません。
そこで各地に富士山の溶岩などを使い人工的に富士山に見立てた山や塚を作りました。
これを富士塚と呼び、この富士塚を登ったり拝むことで富士山と同じご利益が得られるとしました。まあ!なんと!なんと!!
高さは約6メートル、直径およそ25メートルです。
都内には今も富士塚が多く残されていますが、この鳩森八幡神社内にある富士塚は、、東京23区内では最古の富士塚と言われていて、東京都の有形民俗文化財に指定されています。
この富士塚には、山裾に里宮(浅間神社)があり、7合目には身祿が安置されている
洞窟、烏帽子岩、釈迦の割れ石、山頂には奥宮が再現されていています。
この富士塚は、江戸時代に江戸の有名な富士塚を紹介した「江戸八富士」の一つにも挙げられてて、別名「千駄ヶ谷富士」とも呼ばれています。
この鳩森八幡神社は千駄ヶ谷にあります。江戸時代は付近の人がここを訪れ富士塚に
登ったことでしょう。
東京五輪のメイン会場からの近いので
五輪観戦の帰りに立ち寄りに
23区内に現存する最古の物と言われる
富士塚に登ってみてはいかが??
【鳩森八幡神社公式HP】
<<鳩森八幡神社への行き方J>>
JR総務線 千駄ヶ谷駅徒歩5分
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷1-1-24
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります。
地図上のルートを押すと道案内をしてくれます】