いつまでたっても企業の名をかたり、「アカウントを停止する」「取引を停止する」といきなり宣告し、その回避のために個人情報をぬすもうとする偽メールはなくなることがありません。
また、その手口がだんだん本物の企業らしくなるなど巧妙になっています。
そして、またしても、こう いうメールが届きました。
差出人は「楽天」となっております。
【8月23日受信メール】
まず、2021年(令和3年)8月23日(月)に届いたメール・・・
「違法な記録はまもなくアップロードされます」とのタイトル。
メールの文章をよく読むと、「アカウントが盗まれた可能性があり、ブロックされている」と書かれています。これはビビりますね。
メールの最後に「楽天グループ」と会社名が記載されていて、本物みたいです。
しかし「アカウント関連情報を送信してアカウントを有効にして」と指定しているのが実に怪しいですね。
で、無視していたら、その2日後の8月25日(水)さらにこのようなメールがきました。
【8月25日受信メール】
8月23日に送ったメールの「検証関連情報」で確認をとらなかったので、「8月28日
0:00にアカウントを削除します」と言う内容です
畳みかけてくる、連続メールです。
こういうメールがくると受け取った人間の心理的にはアカウント削除!!いやだああ、すぐ確認の手続きをしなきゃ・・となるんでしょう・・
しかも、メールは楽天によく似ています・・。
これは、慌てていると信じてしまう可能性大ですね。
それで、放置しましたら何の連絡も来ません。
司法に提出したらしいのですが、司法からの呼び出しも来ていません。
実は
おっさんはネット上では楽天では買い物をしません!!
楽天ポイントは貯めますが、そのポイントはコンビニなどでの買い物に使います。
もうお気づきと思いますが、
これは偽メールです。
個人情報を盗み出す手口です。
差出人をよく見ると
楽天マーク、そして差出人名前の「Rakuten」まではいいですが、メールアドレスが
楽天とは全然違います。
さらに楽天の公式HPで確認したら
メールで客のカード情報を聞き出すことはしない
・・という事です。
ということで、速攻削除しましょう!!
本当に本物そっくりでつい騙されやすいですが、カード会社や銀行から来たメールは
まずは「これ本物かなあ」と疑い、ネットで調べることから始めましょう。