頼朝が石橋山の合戦で敗走したものの、巻き返して大軍となり、いよいよ源平合戦が
本格化し物語が面白くなってきた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
最近は日曜日にBSで見て、ストーリーを書いてもう一度流れを把握し
土曜日13時5分からの再放送を見る という流れが定着しています。
コロナと花粉症で外出が困難なのですが、結構楽しんでいます。
(第8話あらすじ)
第8話は「いざ、鎌倉」
挙兵した源頼朝を討つため、平清盛は追討軍を送る準備をします。また、後白河法皇は地図を広げ、丹後局らと今後の戦況を占います。
一方、奥州をたった頼朝の異母弟の源義経は、兄の軍に加わるため従者の武蔵坊弁慶らとともに鎌倉に向かいます。
様々な人の思いが交錯する中、石橋山の合戦でなんとか命拾いをした頼朝は、陣を整え、各地に味方を作ります。
関東各地では、反平家へののろしが燃え上がり源頼朝の軍勢は大きく膨らんでいきます。
(味方になりたい者は大事にせねば)
頼朝軍は、現在の東京都墨田区にあった墨田宿に入りました。
義時は、頼朝に加勢した豪族の力関係やプライドを考慮して軍が進む順番や宿の割り当てを決める重要な業務を行っていました。
そのような、大庭軍についていた畠山重忠が味方にしてほしいとやってきました。
しかし、味方の中には畠山を処刑すべきだという声も挙がります。
畠山重忠を処罰するか、仲間に受け入れるかで豪族たちは意見が割れます。
上総広常は「俺たちは、しょせん烏合の衆だ。俺たちは頼朝を信じてここにいるんだ。そうじゃねえのか。」と言って、頼朝に判断をゆだねます。
頼朝は「味方になりたいという者は、大事にせねばな。」と判断し
畠山重忠の参陣を認めました。
さらに、頼朝は、武田信義が味方になるように交渉する事を義時に命じます。その命を受け義時は、甲斐に入り信義と逢うと信義は味方になることを認めました。
夜が更け、月を眺めている信義、この時こう言います。
「平家を倒して京に入る。」・・・頼朝に対する競争心、野心を感じますねええ・・。
(武衛、ぶえい)
頼朝は、易学や占星術に詳しい弟の全成の考えを優先し、鎌倉に新設する御所の場所を任せようとします。
しかし、そのことに豪族が反発します。
義時が「本来は、その間にたって北条がとりまとめていかねばならぬというのに。」と思い何とかしようと三浦義村に相談します。
その三浦義村のアドバイスを受け、義時は野外で行われていた豪族たちの宴に頼朝を
誘います。
頼朝を迎える前に宴の席では、上総広常が頼朝のことを呼び捨てにしていました。主従関係を明らかにしておかねば士気に悪影響があると考えた三浦義村は広常に「唐では親しい人のことを武衛(ぶえい)というので頼朝を「武衛」と呼びましょう」と伝えます。
実は武衛とは兵衛府を意味し、佐殿よりもさらに高い尊称です。
そうとも知らず上総広常は、頼朝に「武衛、武衛」と呼び、それを聞いた頼朝もご満悦です。
頼朝の席には豪族たちが続々と集まってきますが、広常が「みんな武衛だ!」と豪族たちにも言うので、頼朝は不思議がります。
武衛の本当の意味も知らずに広常は「武衛」と間違った使い方をします。そこで本当の意味を知っている人たちは疑問を抱いたり、ひやひやしたり。。
気がつくと頼朝のまわりには、豪族たちが続々と集まり、この夜は楽しい宴となりました。
(鎌倉入り)
石橋山の大敗からわずかひと月半で3万にも膨れ上がった頼朝軍は、こうして念願の
鎌倉入りを果たします。源氏ゆかりの地・鎌倉です。
この知らせを耳にした大庭景親はうろたえ、そのうろたえる姿を見た梶原景時は大庭との関係に見切りをつけます。
この梶原景時は、頼朝が大敗した石橋山の合戦で絶体絶命状態の頼朝を見逃した武将で、今後の源平合戦で義経と色々ある方です。
伊東祐親は死を覚悟して戦うことを決め「八重を渡してはならない、その時はわかっておるな」と江間次郎に殺害を命じました。
おいおい八重ちゃんどうなる!!
(今妻と妾のバチバチ)
頼朝と言えば 今妻や前妻、妾となかなか女性関係がおさかんですが、今回も一悶着。
伊豆権現を脱出していた頼朝の今妻の政子たちは、秋戸郷の民家にかくまわれていました。
そして、鎌倉入りを果たした頼朝との再会を楽しみにしていました。
義時は、梶原景時から鎌倉入りする政子たちにふさわしい綺麗な着物を借りる事を約束し、その御礼として景時と頼朝との和平役を買ってでることになります。
そして、政子は立派な着物をきて頼朝と再会を果たしました。
そして夕日に染まる鎌倉を見下ろし、源氏の世を作る構想を語ります。
さらに政子に「早く男子を生んでくれ」と頼みます。その頼朝を恨めしそうににらむ
女性がいました。漁師の妻から頼朝の妾になった亀です。
この亀の顔、目つきにご注目ください。こわーーい!!
今妻と妾さんのバチバチです!!
(八重が危ない!)
そのとき裏庭では、伊東祐清がとらえられ縄で縛られていました。義時が祐清に会いに行くと、祐清は八重のことを話します。
義時は、頼朝の命令で和田と畠山が伊東にむかったと義村から聞き、祖父・伊東祐親と八重を救い出そうと急いで向かいます。
そしてそのころ、八重の背後はは夫・江間次郎がいて 刀を抜こうと手を添え・・。
このただならぬ殺気を感じる八重
さあ、八重どうなる!??
・・・というところで今回は終了。。
(放送で紹介された場所)
今回の放送で紹介された場所には、おっさんも足を運んだ場所がありますので紹介します。
1日で十分見ていけますよ。
【鎌倉の交通の要所・切り通し】
北部から鎌倉中心部へと入る切り通しです。
【鶴岡八幡宮】
鎌倉初代将軍・源頼朝ゆかりの神社で源氏と鎌倉武士の守護神、鶴岡八幡宮。
【鎌倉幕府跡地】
中学校や住宅地になっています。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」おもしろいですねえ