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大河ドラマ「どうする家康」ネタバレあらすじ第7話「わしの家」

第7回の平均世帯視聴率が13・1%(前回の世帯視聴率は13・3%)でした。
では、第7回「わしの家」のあらすじを見て見ましょう。

 

(「家康」誕生)

今川に反旗を翻した松平元康。しかし元康の「元」は、今川義元からとっているため
名前を変えようと考えます。
そして岡垣城で、新しい名前の候補を次々と並べどれが良いかと悩んでいました。

そこに、河原で花を摘んで、水遊びをしていた瀬名と竹千代たちが帰ってきました。
元康は、「水遊びは危ない。なるべく城の中におれ。」と言います。

瀬名は、元康の周りにある“新しい名前の候補”が書かれた何枚もの紙の中から「これが良いではありませぬか!」と言って一枚の紙を拾い上げます。

それは「泰康」。つまり「松平泰康」!
瀬名は「やすやすとことをなせるので、泰康。いいじゃないですか」と言います。

元康は「そなたはちょっと変わっておるな…」と苦笑します。

 その後、色々悩んだ結果、元康は“家康”へと改名することにしました。
これは三河を“1つの家”と考えた時、「三河という家をやすらかなものにしたい」といった意味です。

(反乱の芽)

ある日、木下藤吉郎がやってきて、織田信長が鷹狩をしているといいます。
その鷹狩の場所は家康の領土内です。
家康は、このことに不快感をしましますが、すぐに鷹狩のかっこうをして信長のもとに駆け付けます。

しかし、そこには武装した信長がいました。そして獲物が獲れたといい、謀反を企てていた者たちが連れてきます。
信長は、家康の敵対勢力を捕まえ、「ぼんやりせずに三河をしっかりと抑えろ」と圧力をかけます。

 

お金がない!
三河にはもう金がありません。この窮地を打開するためにはどうしたら良いかと家康に意見を求められた本多正信は、信長に金を借りれば良いといいます。
しかし、家康はこれ以上、信長に頭が上がらなくなるようなことはしたくありません。といって三河の農民たちから、これ以上年貢を取り立てるのはもう無理な状況です。

 

(不入権)

そこで家康が目をつけたのは“一向宗の寺”でした。
三河三ヶ寺といわれる本證寺・上宮寺・勝鬘寺には不入権が与えられ年貢は免ぜられていました。

この不入権は、家康の父・松平広忠の代に与えられたとされています。

 

家康は、“不入権”ということで長年、年貢を納めずに銭を蓄えている一向宗の寺々に対し納得がいきません。そこで彼らから年貢を取り立てようと思いつきます。

この考えに石川数正らは「寺はそれぞれひとつの国として考えたほうがいい。介入すべきではない、」と反対されますが家康の気持ちは変わりません。

 

(内偵)

そこで家康は偵察のため、一向宗の寺の1つ“本證寺”に潜り込むことにします。
そして潜入するにあたり身分がバレないように、こぎたない百姓の格好をし、榊原小平太と本多忠勝と一緒に一向宗の寺院・本證寺へと潜入しました。

本證寺は堀や土塁で囲われた特別区のようでした。ここには市が立ち、物があふれ、
活気に満ちています。人々が集まりにぎやかで楽しく踊り、男女が出会う巨大な町を
形成していました。

また、楽しい場所だと聞いて、於大や瀬名も訪れていましたが、そこでばったり家康と出会ってしまいます。

 

(空誓)

ここを仕切っている住職の空誓(くうせい)が現れました。
この空誓は、浄土真宗を全国に布教した蓮如のひ孫です。

空誓は、人々に「みんな一生懸命に働いとるだろう?なのに何でおまんまが食えんだら?戦ばっかやっとる あほうどものせいじゃ!」と言い、さらに「みんな悪行を持っている、それでも仏様は救ってくれる。」と説き人々の心をわしづかみにします。
また、集まった人々も空誓を熱狂的に支持します。

この空誓と直接話をする機会を得た家康は「どうすれば戦をしないで済むのか」と問いますが、空誓は「知らん」と一言。「苦しみを与える側と救う側」で生きる世界が違うと言います。
 

 空誓は、年貢を納めるよりも生活が苦しい人々に還元したほうがいいと考え、家康人々を守るために戦が必要であるので年貢が必要だと考え、お互いの意見は平行線です。

 

(不入権を破り・・)

家康は、一向宗だけ年貢を納めないのはおかしいと感じ、年貢を取り立てるよう命じます。この取り組みを瀬名が反対しますが家康は聞く耳を持ちません。

不入権を無視し、寺院の米を無理やり持っていく家康の家臣たち・・・。

やがて、家康たちを仏敵とみなし、一向宗徒が立ち上がります。
進む者は往生極楽!引く者は無間地獄よ!と響く声!

こうして半年にも及ぶ三河一向一揆へ突入していきます。
(次回へ続く)