高齢化した親のために老人ホームを探そうと思う・・・
でも何をどうすれば良いかが全然わからない！！
そんな方への参考にしていただきたい体験談です。
（１人で暮らす母が高齢で・・）
「一人暮らしをしている親が高齢化してきた。遠く離れているので何かあったら心配だあ・・」そう感じている方も多いと思います。
おっさんも自分を産んで育ててくれた母親が1人で生活していて、火事になったり、転倒したり、急病になったらどうしようと不安を抱えていました。
といって、母親を引きとり一緒に過ごして面倒を見ることは無理です。
考えた結果、老人ホームのお世話になることにしました。とは言うものの、最初は何をすればいいか、どこに何を聞けばいいのか全くわかりませんでした。
そこで、今回は体験を元に、高齢の親が安心して生活できるようにするには、どうすれば良いかを考え、母親を高齢者施設に入れた体験を紹介します。同じように親の介護で考えている方の参考になればと思います。
（情報を集めよう）
老人ホームには様々な種類があり、しかも施設ごとに特色や料金も違います。介護や医療のことを知らないで自分で老人ホームを探すのは難しく、なかなか進展させることができないものです。
情報を集めるのは以下の方法です。
（地域包括支援センター）
自宅のある場所、または家族が住む地域の地域包括支援センターに相談しましょう。
地域包括支援センターは、全国の市町村に人口1.5万人〜3万人圏内につき1ヶ所以上設置が義務付けられている公的機関です。ここでは近隣の介護施設の情報を持ち合わせているので、高齢者の介護や医療、福祉に関する相談に乗ってもらえます。また、地域の施設について教えてもらえます。
もし近くになければ自治体の高齢福祉課や介護保険課に相談してみましょう。
（ネット検索）
またインターネットで介護施設のホームページなどから、職員の数や質、設備内容、料金などの詳細な情報を収集することができます。PCやスマホでて調べることができ、条件を絞り込むこともできるので便利です。
（ここがポイント）
老人ホームで重点を置きたいポイントは、「費用」「雰囲気」「評判」「サービス」です。
「費用」
老人ホームに入るには、入居一時金や月額利用料がかかります。
また、介護保険の適用範囲と自己負担額、医療費や日用品などの実費負担額などの確認が必要です。
毎月の費用を十分把握しましょう。
生活する訳ですから「安かろう悪かろう」はダメです。
と言って高額ではない支払い可能な金額で無理なく利用できる範囲で料金が設定されている施設を選択しましょう。
入居者の様子・雰囲気
施設で快適に過ごすためには、先に入居している人たちの様子も大事です。口コミやネットでの評判も把握しておきましょう。
スタッフ・サービス
入居する施設がスタッフやサービスが良い事は入居後の生活で重要です。またどんなレクレーションや行事があるのかも把握しておきましょう。
体操、リハビリ、ケアの体制や介護サービスの内容など詳しく確認しておきましょう。おっさんの母親が入っている施設は、コロナで面談ができないときは、オンライン面談をしてもらいました。こういうサービスは助かります。
（必ず現地下見を）
いいなあと感じた施設が見つかったら、必ず施設を見学して下さい。実際に見て、雰囲気、ニオイを感じて下さい。特にニオイは重要です。入居している方が、ちゃんと入浴しているか、清潔に扱われているかがニオイでわかります。
可能であれば、施設見学は1ヶ所だけでなく、複数の施設を見学して比較してください。
そして入居する本人が１番気に入った場所を選びましょう。
（介護はプロに任せましょう）
おっさんは、高齢の母親が介護施設に入居しているので「介護のプロに任せている」ということで安心です。
おっさんは、かつて半年ほど実家に住み、高齢の母親の様子を見ましたが、仕事はあるからつきっきりはできないし、母親はいつまでたっても息子を子供扱いするから喧嘩になることもありました。親の介護に専念するのは良い事ですが、プロに任せた方がよい場合もあります。
友人には、親の介護のために退職しましたがストレスで耐えきれず、結局、施設に預けたと言う人が幾人もいます。
介護はプロに任せる・・このことストレスをためない、
自分を追い込めない、共倒れにならないためにも
重要だと思います。
・・・老人ホームを探すのは、面倒だし、
何をどうすればよいかわからないと思います。
この記事が何かの参考になればと思います。
