「史上最高レベルの台風」,
「これまでの経験が通用しない雨風」・・。
そう表現されていた2024年(令和6年)の台風10号に
福岡で遭遇しました。
「史上最高レベルの台風」の実体験を報告!
(台風10号九州上陸)
2024年(令和6年)8月29日(木)に台風10号が九州に上陸しました。この台風はニュースで、「史上最高クラス」「これまで体験したことがない台風」などと言われていたパワフル台風です。
その台風が九州に上陸する日に、福岡にいました。ただ、その日の午前中は、台風は福岡から270キロも離れた鹿児島に上陸しました。
ということで午前中は、福岡では何も感じませんでした。
(上記2つの画像はウェザーニュースHPより引用させて頂きました。
引用元:最新の台風NEWSならウェザーニュース (weathernews.jp))
〈強風)
風が強いために大きな木がこのように揺れています。
よく考えると台風は270キロ離れた鹿児島にいるんですよ。それなのにこの風力!!
下は午後1時くらいの映像です👇
しかしまだ、雨は降っていません。
葉っぱの揺れ具合もさることながら、屋根よりはるかに高い木がユラユラと揺れているのがわかりますよね。
(午後2時を回ると強烈に・・)
そして、午後2時過ぎると、雨も風もひどくなってきました。
下は、そのときの映像です👇
ホテルのロビーでガラス越しに撮影しましたが、風の音と木のしなり具合で、台風の凄さがわかると思います。
(女性が転倒!!おっさん思わず救助に走る!!)
この映像を撮影した直後!!
目の前で傘を刺していた女性が強風にあおられ、傘を風でとられ、そのときに雨でぬれていた地面で滑ってしまい、顔面から転倒したのです!
下は固い石畳です。そこにダイブした形になりました。
(※この項目の写真はすべてAIが作成sたイメージ写真です)
目の前で、転倒!!それが起きた瞬間、おっさんは 思わず大暴風雨の嵐の中に助けに行きました。身体が自然に動いたのです!!
その女性は顔面から転倒したため、顔面から大流血していて、また顔の左半分がひどく腫れ、全身打撲で動くことができません。意識もありませんでした。彼女は脳震盪をおこしたのかもしれません。
そこで抱き上げ、雨風をしのぐために軒下まで抱えて連れて行きました。
そして、すぐに救急車を呼びました。こうした行動をとったことで冷静に対処したと思われるかもしれませんが、事実は逆で、かなり興奮していたのか、119番したとき消防署の方からは何度も、落ち着いて話して下さい と言われました。
こういうことはTVドラマや映画の世界だと思っていて、まさか身近に起きるとは思いませんでした。
やがて救急車が来て、全身打撲の女性は自分で立ち上がる事が出来ずストレッチャーに乗せられ病院へと向かいました。
よく考えると、この時間台風は福岡から離れた場所にいたのです。それにも関わらずこの破壊力!!台風10号凄まじい!!
(木の枝が折れた!)
なお、午後2時の暴風雨で撮影した木が、午後4時に見た時には折れていました。
(JR九州全域で新幹線も含め運行停止!!)
さらに、驚いたことに29日(木)の朝からJR九州の全路線が新幹線も含め次第に運休を始めました。
そして翌30日(金)には九州の全JR路線が運行を取りやめました。こういうのは非常に目づらしいです。
福岡を走る西鉄バスも西鉄大牟田線も29日(木)午後から、福岡市営地下鉄も夜から、いずれも全面運休となりました。
史上最強の台風は本当にすさまじかった。
台風を甘く見てはいけません。